ブログのアクセスが増えない・伸びない…とお悩みではありませんか?
ブログをはじめてすぐにアクセスが伸びることは当然ありませんが、継続してもなかなか増えない…とお悩みの方も多いかと思われます。
しかし正攻法でブログを書き続けることができれば、必ず良い結果が生まれるはずで、アクセスが増えないからと言ってブログを止めてしまう方が多い中、試行錯誤しながら長い目でブログを育てることこそ重要となります。
ただ、この場合どの状態でアクセスが増えないと悩んでいるかにもよります。
アクセスが増えない理由として例えば、以下のように記事数や期間にもよりますし、そもそも検索エンジンは検索フォームにキーワードを入力する“問い”に対する“応え”を検索結果にランキング表示しているといったSEOや検索自体の仕組み、検索キーワードの需要などを理解する必要があります。
- まだ数記事しか書いていない
- 完全に自分のことしか書いていない
- 検索結果の仕組みを理解せずにビッグキーワードを狙っている
そのため、ブログのアクセスが増えない原因をしっかりと把握しておかなければ、1,000記事書いているのにもかかわらずアクセスに悩み続けることにもなりかねません。
ということは、ブログのアクセスが増えない…と悩んでいる方にはいくつかの共通点などがあり、それらをひとつずつ潰して改善に繋げることによって月間数千PV・数万PVと増えていき、その悩みは少しずつでも解消されていくことでしょう。
つまりユーザーが行う“検索行動”には必ず何かしらの需要があり、それを満たす必要があるということで、基本的には検索ユーザーが知りたい・読みたいと思ってもらえるだけの役立つ内容であることがコンテンツ内に必要となるわけです。
では、今回はブログのアクセスが増えない・伸びない理由やその対策などについて詳しくご説明していきたいと思います。
目次
アクセスが増えない理由について
まずはじめに、ブログのアクセスが増えない理由とは、冒頭でもご説明した通り様々な要素が考えられるんですが、正しいブログの書き方はもちろん、キーワードをしっかりと設定して、そのワードで検索してきたユーザーを満足させることができるかどうか?といった記事を書く前に知っておくべき要素がいくつかあります。
そういった要素を満たさない限り検索結果に表示されることもなく、アクセスを増やすためのスタートラインにも立つことすらできません。
そのため、正しくブログのアクセスを増やしていくためには、以下のような手順が必要となり、闇雲に好き勝手な日記のような内容を毎日投稿してもアクセスは右肩上がりに増えてはいきません。
- キーワード選定
- そのキーワードに対する適切なコンテンツ
- 検索順位のチェック
- コンテンツ内容の改善
要は需要に対して適切に供給するといった、役立つコンテンツ情報を欲しい人に向けてピンポイントで作成することが重要で、コンテンツとユーザーを結ぶのが“検索キーワード”であることを念頭に置かなければいけません。
つまり、著名人による情報など…そのコンテンツ自体に価値があれば日記のような内容でも構いません。(そういった内容を知りたいといったニーズがあれば)
そのため、アクセスが増えない…とお悩みの方で決定的に足りていないものがそういったある程度検索されているキーワードの選び方、それを満たすコンテンツであり、その対策キーワードは当然単ワードだと強くなり、いくつかのキーワードからなる“複合キーワード”と呼ばれるキーワードから対策するべきです。
キーワード選びは適切か?
まずはじめに、記事を書く際にはどういったキーワードで上位表示させたいのか?キーワード選定が必要となってくるわけですが、最初のうちは検索ボリュームなども考慮した上でキーワードの強さ、実際に検索してみて競合の強さ(コンテンツの内容)を理解し、最初のうちは上位表示することが可能な“複合キーワード”でコンテンツを作り、少しずつドメインを強化していくことが重要です。
それは、ピラミッド型のカテゴライズをイメージして徐々に強いキーワードを狙うといった意味で、最初から単ワードといった強いキーワードでどれだけ内容を濃くしても上位に食い込むことは不可能に近いです。
特に最近のSEOは専門性なんかも必要とされているため、ブログの内容に全く関係ない記事で上位を狙うのは少し無理があり、周辺キーワードでもコンテンツを作り、ある程度ボリュームを持たせる意味で同カテゴリに記事を追加していきましょう。
ユーザーに役立つ内容を書いていない
続いてブログの書き方についてですが、基本的にユーザーに役立つ内容をわかりやすく書くことが重要となります。
検索エンジンは、ユーザーの検索キーワードに対して適切だと評価したページをランキングしています。
つまりアクセスが増えない根本的な理由はそういった役立つコンテンツ内容になっていないことが多いため、キーワードに対して必要な要素をしっかりと調査することが大前提となります。
適切な内容を調査する
例えば、何らかのキーワードに対する“答え”をわかりやすく説明するには、雑誌でよく見る目次のようないくつかのブロックに分けて起承転結としてコンテンツを考え、それぞれに見出しを付けます。その内容こそユーザーが求めるものでなければ順位もうまく付きません。
その内容は当然、ユーザーがなぜそのワードで検索したのか?をしっかりと考え、何を知りたいのか?何を解決したいのか?といったニーズなどを調査しておく必要があります。
つまり、対策キーワードで上位表示させるためには、その単語が持つ意味を説明するだけでは足りなく、事実や仮説を元に個人的見解なども盛り込んだオリジナルコンテンツでなければユーザーは面白みを感じてはくれません。
その答えとなるコンテンツの内容に少しでもブレが生じてしまえば、ユーザーは自分の求めている情報はこれではない…と違うページを探しに行くこととなります。
そのため、まずはコンテンツの方向性をきちんと調査して基本を抑えた上で、オリジナリティを加えていくことが重要なポイントであることを念頭に置いておきましょう。
リード文について
さらに、最初のリードでうまくユーザーの気持ちを惹き付けなければその先を読み進めてくれることもありません。
そのため、検索キーワードに対するユーザーが抱える疑問などにも冒頭の要約として触れ、それに対してうまく解決できることを伝え、読み進めたいといった期待させる内容が必要となります。
あとは上記のように各ブロックにて検索キーワードに対する需要を噛み砕いて詳しく説明していくことで、ユーザーは満足でき、ブラウザバックして他のページに遷移することなく検索行動を終わらせることとなるわけです。
無駄な挨拶などで最も重要な最初の数行を潰していませんか?
ユーザーはそういったやりとりを探しているわけではありません。
この記事には一体何か書かれているのか?どれほど詳しいのか?悩みが解決できそうかどうか?こういった疑問を少しでも期待感に変えるべく要約をまとめることが特にファーストビューでの重要な役割となります。
まず記事数が少ない
続いて、基本的なブログの書き方を意識しながら数をこなすことも重要です。
これは当然ライティングに慣れることや、様々な書籍・記事を読み、表現力を付けることも非常に大切で、共起語や語彙力が全てではありませんが、そういったわかりやすい丁寧なコンテンツだとユーザーの満足度・理解度も高まるはずです。
こういった役立つコンテンツとは何か?ということを念頭に起きながら記事を書き続けることによって、以下のような文章以外の工夫を施した方が良いということに気付けるでしょう。
- 箇条書き(リストにまとめる)
- テーブルに比較をまとめる
- フローチャート・イメージ写真などを設置する
すると、検索順位が思うように上昇しない記事を改めて見てみると、改善すべき点が見えてくるはずです。
そういった意味でもまずはアクセスのことは気にすることなく、まずは数をこなすことが重要とも言えます。
目安としては1記事最低2,000文字、少し前までは1,000文字程度と言われてきましたが、最近では2,000文字でも検索キーワードによっては足りないくらいで、この辺りは書こうとする記事のキーワードで実際に検索してみて、競合がどれほどのボリューム感で上位を獲得しているのか?チェックしてみてください。
そのため、よくブログを本格的にはじめるには“まずは100記事書きましょう”といった記事を見かけますが、そこには様々な理由があり、こういった要点をしっかりと抑えた上で100記事書かなければライターとして成長することもありませんし、アクセスが増えない…といった悩みが解消されることもありません。
つまり、検索エンジンがどういったコンテンツを評価しているのかを理解する必要があり、それの多くがユーザーに対して役立つコンテンツを評価しているように、ユーザーがそのキーワードによって何を知りたいのかをしっかりと調査することから始まります。
順位チェック・改善を行っていない
上記の100記事書く際に重要な要素のひとつでもあるんですが、ブログ記事に限らずWebページにはそれぞれどういったキーワードで上位表示するべきか設定しているはずです。
この順位チェックをしっかりと行わなければ、実際に書いたコンテンツが正しかったのかどうか不明のままとなってしまいます。
もちろん上位表示できていれば対策キーワードとユーザーが求めるコンテンツがうまく合致している証拠ですので、その内容をさらに詳しく突き詰めていくことによって1位を狙うことも不可能ではありません。
ただ、順位が低い状態、または順位そのものが付かない状態が長く続いている場合は大幅なリライトも必要となってきます。
この場合、まずは対策キーワードとコンテンツがうまく合致していないものと考えて、以下の点を改めて考えてみましょう。
- キーワードの再考
- キーワードに対する適切な内容の調査
- キーワードに対する競合調査
とは言っても、キーワードによっては1ヶ月単位で順位が急上昇することもあるので、記事を投稿した後はしばらく様子を見ることも重要となります。
(ブログを本格的にはじめて半年はアクセスや検索順位を気にすることなく執筆することに集中しましょう。)
効率良くコンテンツを改善するには?
SEOに重要な関連キーワードを自動取得するツール“キーワードファインダー”では、“コンテンツ分析(β版)”で対策キーワードの上位20位までのページから以下の項目を自動取得できます。
- 文字数・単語数を一覧で比較
- ページ内に使用されている共起語と出現率
- 使用されているタイトル・h1~3の内容
この上位表示されている傾向を参考にすることによってコンテンツの改善を効率良く行うことができ、素早いPDCAによって上位化に期待できます。
また、このツールでは“キーワードプランナー”のあいまいとなってしまった月間検索ボリュームも実数表示で確認できます。
SNSを活用していない
次は、ブログのアクセスは自然検索だけではなくSNSからも流入してきます。
基本ブログへのアクセスは大きく分けて以下の3種類です。
- 自然検索(直接含め)
- SNS
- 広告
そのため、TwitterやFacebook、場合によってはインスタグラムなど各種SNSを公式アカウントで取得し、書いた記事を拡散させる仕組みも用意しておくことが重要です。
これは検索からの流入だけに依存してしまうとアップデートによって大きくアクセスを落としてしまうため、他からの流入を確保するといったリスク分散というわけではなく、ブログのブランディング構築を早いうちから考慮しておくという意味であって、最近では特にいくら記事が良くてもそのブログ自体に魅力がなければリピーターには繋がりません。
つまり、これからのSEOは個性をアピールすることも非常に重要視するべきで、一度訪問したユーザーに対してブックマークしておきたい、RSSを登録しておきたい…などリピーター化・ファン化させるなど“(ブログ名)+検索キーワード”くらいの指名検索行動を起こさせるくらいのブランディング構築を意識するべきでしょう。
それに加えて、ブログをはじめた初期の頃はまだまだ自然検索からの流入が見込めませんから、ドメインを成長させるといった意味でも記事の拡散によって少しでもアクセスを流すことが重要となるわけです。
継続することが大事
続いては、これまでご説明してきた内容を意識しながら記事を書き続けていけば、必ずアクセスは伸びていくというもので、何に関してもそうですが…うまくいかなければ原因を探って改善を繰り返すべきであって、ブログにしても全てがうまく行くことはありません。継続することが何より重要です。
もちろん検索順位も上がる時があれば下がる時もあります。そういった時にどう対応するのか?順位を回復させるために必要なのは何か?といった検索エンジンの評価が変わった点を調べたり、競合などの傾向から仮説を立ててひとつずつ検証するべきです。
そのため、当然そういったSEOに関する情報収集も必要となってくるので、Googleのアップデートなどにも気を配り、サーチコンソールなども定期的にチェックしてサーバーエラーなど発生していないか?正しくインデックスされているか?などブログを管理するためには様々な確認が必要となってきます。
まとめ
今回は、ブログなどの“アクセスが増えない・伸びない”理由について特に重要なポイントをご説明しました。
ブログと聞くとどこか不労所得をイメージされている方も多いせいか、なかなかうまくアクセスが増えない現実を目の当たりにしたことによって、すぐに諦めてしまう方が非常に多いのが実際のところで、ブログの集客を成功させるためには今回ご説明したような覚えておくべき要点がいくつもあります。
もちろん、ブログは投稿した後も改善することが可能ですので、少しずつ色々な知識を付けて順位を上昇させることも不可能ではありません。
そのため、アクセスが増えない…といった悩みはいくつもの改善点や要点を抑えることで解消することができます。
ぜひ長い目でブログ・ドメインを成長させ、自分なりの目標であるアクセス数に達成できるよう要点を抑えつつ継続してみてください。
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