画像ファイルを軽くできる画期的な次世代フォーマット“WebP(ウェッピー)”をご存知ですか?
この“WebP”とは、Webページに配置する画像の品質を保ったまま高圧縮によって読み込み速度に効果が期待できるもので、以下によると開発自体はGoogleが行っており、拡張子もそのまま“.webp”となります。(もちろん圧縮しすぎると劣化します。)
WebP(ウェッピー[4][要出典])は、米Googleが開発しているオープンな静止画像フォーマット。ファイルの拡張子は「.webp」。
そもそも画像フォーマットと言えば…jpgやpng、gifなどを思い浮かべる方が多いかと思われますが、実施には用途に応じて適宜使用していないWebページをかなり多く見受けられます。(酷い場合はデジカメやスマホで撮った画像をそのまま掲載しているケースもあり、それだけでページ読み込み速度にも大きく影響してしまいます。)
例えばjpgは色のデータが多い写真などに適しており、さらにイラストなど比較的画素数が写真よりも少ない画像に関してはgif、そして背景を透過させたい場合はpngをそれぞれ使い分けるべきです。
※ある程度圧縮しても見た目としてはほぼ変わらないケースが多いため、各種編集ソフトのプレビューをチェックしながら各種適したフォーマットで書き出すことが大切です。
そうしなければ無駄に容量の大きな画像ファイルをユーザーに読み込ませることになり、場合によっては離脱の原因に大きく関係してくる重要な要素となります。(gif形式で書き出すべき画像はすでに軽いはずですので、圧縮率などを参考にWebPにするかどうか判断してください。)
そこで、大幅に圧縮できる非可逆圧縮のひとつ“jpg”と可逆圧縮・透過対応の“png”それぞれの利点を活かし、画像ファイルをjpgよりも圧縮しつつ透過にも対応する“WebP”が注目されているというわけです。
特にユーザーファーストを掲げているGoogleが開発したフォーマットですので、読み込みスピードによる検索順位にも影響する可能性も十分考えられるでしょう。
ただしこの“WebP”、編集ソフトが対応していない・ブラウザが対応していないなどのデメリットもあり、そういったブラウザに関しては従来の画像を条件分岐によって表示させる必要があります。
では今回は、Webページの閲覧を快適にする画像フォーマット“WebP(ウェッピー)”について、使い方や特徴、対応していないブラウザに対する表示方法などを詳しくご説明していきたいと思います。