新しいサーチコンソールの“URL検査ツール”を利用するには?

新しいサーチコンソール

新しいサーチコンソールで“Fetch as Google(フェッチ アズ グーグル)”が使えなくなった…と思っていませんか?

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このサーチコンソールは、2018年12月13日をもって機能の一部が新しいバージョンへと移行されました。

これは、完全にサーチコンソールが新しくなるのではなく、あくまで一部の機能が新しいバージョンへ移行されただけで、以前のまま使用することができる機能もいくつかあります。

そのため、以下のようにどちらのサーチコンソールも利用可能となっています。
※2019年3月28日をもって旧サーチコンソールからの“Fetch as Google”が使用できなくなりました。

そして、インデックス促進のために利用していた“Fetch as Google”についても、“以前のバージョン”で今まで通り使用することができます。(後述しますが、新しいサーチコンソールでも利用可能です。)

このように、これからしばらくは項目によって新・旧のサーチコンソールを使い分けるといった使用方法となり、新しいバージョンにも少しずつ慣れていく必要があります。

では、今回はこのサーチコンソールの“URL検査ツール”について、新・旧での違いなども合わせてご説明していきたいと思います。

【追記】旧サーチコンソールでは、「2019/03/28以降はご利用いただけなくなります。」といったアナウンスが表示されているように、今後は新しいサーチコンソールの機能のひとつ“URL検査”から新規投稿や更新を検索エンジンに伝えることになります。

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URL検査ツールの利用について

次に“fetch as google”に関してですが、新しく投稿したページをいち早くインデックスするために多くの方が利用してきたこの機能のページには、移行のアラートが出ていませんでした。

そのため、新しいサーチコンソールへレポートが一部移行となっても、以前のバージョンにもアクセス可能となっていて、今まで通り“fetch as google”を利用することができます。

しかし、他の機能も少しずつ新しいサーチコンソールへ移行となり、今後完全に以前のサーチコンソールが利用できなくなることも考えられます。

つまり新しいサーチコンソールの使い方も少しずつ慣れていく必要があるということです。

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“URL検査ツール”を利用する

では、ページを新たに公開・一部修正した場合に、新しいサーチコンソール上で伝えるにはどうしたら良いのかというと、下記の“URL検査”という項目を利用します。

この“URL検査”は、現在のインデックス状況をチェックするだけでなく、モバイルフレンドリーかどうか?サイトマップに該当しているかどうか?さらには前回のクロールなど、様々な情報を確認することができます。(新しいサーチコンソールには“fetch as google”といった項目は廃止されました。)

これを行うには、新しいサーチコンソールから上記のように“URL検査”をクリックして、上部のフォームに該当するURLを入力してエンターを押します。

このフォームはどの項目を閲覧していても表示されているので、いつでもアクセス可能となっています。
※ちなみに公式によると、この“URL検査”は“fetch as google”を継承するものというわけではないようです。

そして、インデックスされていない場合、以下のような画面が表示されるので、“インデックス登録をリクエスト”をクリックします。(完了までに1~2分かかります。)

また、一部ページに修正を加えた場合でも、下記のように同じく“インデックス登録をリクエスト”をクリックすることでクロールを促すことが可能となっています。

ご覧のように“URL は Google に登録されています”と表示されていますが、変更した場合の選択肢も表示されていることが確認できます。

このように、以前の“fetch as google”と比べて、若干時間がかかるところが難点ではありますが、新しいサーチコンソールでも“fetch as google”のようなインデックス登録を行うことができます。ぜひ覚えておきましょう。
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チェック結果について

このURLのチェック結果には、上記のように“インデックスされている・されていない”だけでなく、インデックス登録に問題がある場合、なぜインデックスされていないのか?といった理由も確認することができます。

その結果に表示されるタイトルは以下のようなものがあります。
なかなかインデックスされない場合などに、確認してみると良いでしょう。

  • URL は Google に登録されています
  • URL は Google に登録されていますが問題があります
  • URL が Google に登録されていません。インデックス登録エラー
  • URL が Google に登録されていません
  • URL は代替バージョンです

この“URL検査”という項目については公式でも詳しく説明されているので、こちらも確認してみてください。
参考:URL 検査ツール – Search Console ヘルプ

このように、ページを公開したらクロールを促してインデックスさせることは当然重要ですが、自然検索からの流入が減少した時など、インデックスに異常がないかチェックしてみましょう。最近は、一時的にインデックスが消えてしまっている時もありますので、(時間がたてば戻ることもある)定期的に確認しておきたい項目です。

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以前のサーチコンソールとの違いについて

以前のサーチコンソールをご利用していた方はご存知だと思いますが、一部のレポートには“このレポートはまもなく新しいパフォーマンスレポートに置き換えられます。”といったアラートが表示されていたと思います。

このように、こちらのアラートは全てのページに表示されていたわけではなく、一部の機能にのみ表示されていました。

そして、冒頭でもご説明した通り2018年12月13日をもって、下記のようなアラートに変わって表示され、新しいレポート(新しいサーチコンソール)を参照しなければ確認できなくなりました。

ちなみにこの移行となったレポートは、以下の項目です。
これらのレポートは今後、新しいサーチコンソールからの確認となります。

  • リッチカード
  • Accelerated Mobile Pages
  • 検索アナリティクス
  • サイトへのリンク
  • 内部リンク
  • 手動による対策
  • モバイル ユーザビリティ
  • インデックス ステータス

そして、以下の項目に関しては今もなお新しいレポートを参照するようアラートが表示された状態となっています。
この項目もいずれ新しいサーチコンソールへとレポートが移行するものと思われます。

  • クロール エラー
  • サイトマップ

そして、この新しいレポートに移行となって、何が変わったのかというと、以下のような変更点が挙げられ、特に今まで過去3ヶ月分の検索トラフィックしかチェックできなかったものが、16ヶ月まで伸びたということは、自然検索からの順位が減った時など、長期に渡って検索順位などの状況を比較することができるようになったのは非常に便利と言えるでしょう。

  • 16 か月分の検索トラフィック データを使用可能(旧バージョンでは 3 か月分)
  • モバイル対応
  • 特定のページに関する詳細情報(インデックス カバレッジ、正規 URL、モバイル ユーザビリティなど)
  • クロールの問題の影響を受けたページの再クロールを監視、修正、リクエストするためのトラッキング フロー
  • 新しいまたは改良されたレポートとツール

下記のように、検索パフォーマンスの日付けをクリックすると表示される期間には、過去7日~過去16ヶ月まで選ぶことができます。(カスタムも可)

これを比較することによって、検索クエリごとの検索順位の変化を細かくチェックすることができます。

それによって、どういった施策が悪かったのか?逆に良かったのか?といったことが見えてきます。

また、この古いサーチコンソールのレポートとの違いについて詳しくは、上記の公式ページも参考にしてみてください。

このサーチコンソールの使い方について詳しくは、こちらの「サーチコンソールの使い方について -チェックするべき重要項目-」もぜひご覧ください。

まとめ

今回は、新しくなったサーチコンソールからインデックス登録や変更時などのクロールを促す重要な機能とも言える“URL検査ツール”の使い方や新しくなった変更点などについてご説明しました。

このように、以前のサーチコンソールからも変わらず利用することはできる機能もありますが、少しずつレポートも新しい方へと移行しているようなので、完全に新しいサーチコンソールに移行のためにも、他の項目も少しずつ慣れておくと良いでしょう。

特に、検索アナリティクスによる検索順位の推移を検索クエリとともにチェックする方法が格段に見やすくなっているので、ぜひ活用してみてください。

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