
キーワードを調べるツールは様々なものが公開されています。
その中のひとつ、Yahoo!プロモーション広告が提供する“キーワードアドバイスツール”をご存知ですか?
このツールは、“Google広告”に用意されている“キーワードプランナー”と同じく広告を出稿する際に表示回数などを調査するために提供されているツールで、広告を出稿しなくとも利用することができるため、キーワードツールとしても利用している方も多い便利なツールのひとつです。
サイトを順調に成長させていくためには、正しいキーワード選定が必要となり、こういったツールから様々な関連キーワードなどを調査し、コンテンツに役立てることが重要となります。
さらには、Yahoo!プロモーション広告が提供するこのキーワードアドバイスツールを参考にしてみると、Googleとはまた違ったユーザー層が存在することから、広告効果にも違いが見られます。ということは検索キーワードにも若干の違いや特徴が見られる可能性もあるわけです。
そのため、ご自身のサイトのターゲットユーザーをもとにキーワードツールを利用して関連キーワードなどをチェックしてみると、面白いキーワードが見つかるかもしれません。
では、今回はこのYahoo!プロモーション広告が提供する“キーワードアドバイスツール”の使い方についてご説明していきたいと思います。
キーワードアドバイスツールの使い方について
まず、キーワードアドバイスツールを利用するには、Yahoo! JAPANビジネスIDが必要となります。
これは実際に広告を出稿しなくとも、無料で登録することができるので、ツールを利用する際はこちらのIDを取得しておきましょう。(個人事業主としても登録することができます。)
参考:ヤフーのリスティング広告 「スポンサードサーチ」 │Yahoo!プロモーション広告
では、まずはじめに管理画面の“スポンサードサーチ”>“ツール”から“キーワードアドバイスツール”をクリックしましょう。
ちなみにこのツールは、検索結果に表示される広告に関するキーワードや各種推定データを調査するものなので、“スポンサードサーチ”の項目に属しています。
キーワード選定におすすめのキーワードツールをご紹介しています。
関連キーワードを調べる
キーワードアドバイスツールを開くと、以下のような項目が表示されるので、こちらに必要事項を入力していきます。
上記のページでキーワードを調べるには、キーワードを入力して検索する方法、そして任意のURLを入れてその情報を元に調べる方法と2パターンあり、さらにそのキーワードに関連するキーワードも抽出するかどうかを入力していきます。
- キーワードを入力(最大50行)して調べる方法
- URLから抽出する方法
- 関連キーワードも抽出するかどうか(調べる場合“拡張する”にチェック)
後は必要であれば“希望入札価格”や、検索結果に表示する条件として部分一致・完全一致を選択して「キーワードを抽出」をクリックします。
調査結果を確認
下記の画面は、キーワード“SEO対策”で“拡張する”にチェックを入れて調べてみた結果画面です。(希望入札単価は空欄のまま)
ここでは主に、インプレッション数をキーワードボリュームに見立てて参考値とします。
※表示回数なので、あくまで推定値として見るようにしましょう。
このように“拡張する”にチェックを入れることで、そのキーワードに関連するキーワード候補が並び、それぞれ広告出稿に役立つCPCやクリック単価が表示されている中、需要を意味するインプレッション数なども確認できます。
一方、“拡張する”にチェックを入れずにキーワードを調査すると、入力したキーワードやURLから抽出したキーワードのみの推定値などが表示されます。
また、キーワード左のチェックボックスにチェックを入れてコピー用にテキスト形式で表示したり、抽出結果をCSV形式でダウンロードすることも可能です。
そのため、現在ではシンプルに調査したいキーワードの関連キーワードや、そのキーワードで出稿した場合のCPCや広告インプレッションなどの推定値を調べることができるツールとなっているようです。
キーワード選定に悩んでいませんか?
調査したキーワードをコンテンツに活用する
ここで調査したキーワードをサイトのコンテンツとして活用するポイントとしては、上位化させたいページに関連するキーワードで記事を制作し、内部リンクでコンテンツを強化するという点です。
そして、このツール自体関連キーワードを抽出することができるため、インプレッション数と合わせてコンテンツの参考にしてみると良いでしょう。
ただ、ここに表示されているキーワードが全て正しい関連キーワードとは限りません。
というのも、検索キーワードによって“答え”となるコンテンツが異なるためであって、単純に関連キーワードで記事を量産してコンテンツを内部リンクとして繋げても、それはユーザーにとって利便性を感じない場合もあるということです。
このように、サイト内に公開するコンテンツはキーワード選定が重要となってきます。
まとめ
今回は、Yahoo!プロモーション広告が提供する広告管理ツール“キーワードアドバイスツール”の使い方についてご説明しました。
上記のように、サイトのトラフィックを戦略的に伸ばしていくには、関連性を高めるための“キーワード選定”が欠かせません。
そして、当然闇雲に記事を量産しても順調にサイトを成長させることが難しいように、サイトはページ数が全てではなく、コンテンツの質や正しい内部リンクによっても高く評価されます。
そのため、こういったキーワードツールをいくつか合わせて利用し、関連キーワードはもちろん、関連性の強い新たなキーワードでコンテンツを強化していくことが大切です。
その他SEO・マーケティング用語集
- あ行
- アクセス解析
- アナリティクス
- アナリティクス(コンバージョン計測)
- アナリティクス(滞在時間)
- アーンドメディア
- E-A-T
- インターネットアーカイブ
- 引用タグ
- インデックスカバレッジ
- インデックス数
- Webマーケティング
- WebP
- Ubersuggest
- h1
- SEO対策
- SEOチェキ!
- MEO
- オウンドメディア
- オーガニック検索
- か行
- 外部対策
- カニバリゼーション
- canonicalタグ
- 関連キーワード
- キーワードアドバイスツール
- キーワード選定
- キーワードツール
- キーワードマップ
- 共起語
- goodkeyword
- Googleキーワードプランナー
- Googleトレンド
- クローラー
- 検索意図
- 検索クエリ
- KGI / KPI
- コピペ
- 502 Bad Gateway
- コンテンツ
- コンテンツマーケティング
- コンバージョン
- コンバージョン率
- さ行
- サイテーション
- サイト内検索
- サイトマップ
- サジェスト
- サブドメイン / サブディレクトリ
- 雑記ブログ
- サーチコンソール
- サーチコンソール(Discover)
- CMS
- CPA
- CPC
- CTA
- CTR
- 質の低いコンテンツ
- 集客
- ステマ
- ずらしキーワード
- た行
- 体言止め
- titleタグ
- wwwあり・なし
- 短縮URL
- 直帰率
- 特化ブログ
- ドメインパワー
- な行
- 内部対策
- 内部リンク
- noindex / nofollow
- not provided
- は行
- ハッシュタグ
- 発リンク
- パンくずリスト
- バンドワゴン効果
- 被リンク
- ヒートマップ
- Bing Webマスターツール
- favicon
- ブランディング
- ペイドメディア
- ペラサイト
- Page Analytics
- ページネーション
- ま行
- meta description
- メディアクエリ
- モバイルファーストインデックス
- や行
- ユーザビリティ
- 403 Forbidden
- 404 not found
- ら行
- ライティング
- ランディングページ
- リスティング広告
- 流入キーワード
- レスポンシブデザイン
- robots.txt
- ロングテールSEO
- わ行
- WordPress