Ubersuggestの使い方について|サジェスト調査に便利な無料ツール

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Ubersuggest

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)というサジェストツールをご存知ですか?

この“Ubersuggest”とはWeb上で公開されているキーワードツールのひとつで、キーワードに関連する調査を行うことのできる簡単・便利なツールです。

最大の特徴は、単純なサジェストを調査するだけではなく、サジェストに関する検索ボリュームやSEO難易度も同時にチェックでき、無料で利用できるという点です。

この検索ボリュームで言うと、有名なツールだと“キーワードプランナー”を思い浮かべるかと思いますが、現在は仕様変更に伴ってあいまいな数が表示されているため、この“Ubersuggest”で実数が表示されるのは非常にありがたく便利なツールと言えます。

では、今回はこの便利なキーワードツール“Ubersuggest”について詳しくご説明していきたいと思います。

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Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは

まず“Ubersuggest”とは、アメリカのWebマーケター“ニール・パテル”氏が開発したツールで、調べたいキーワードを中心にサジェストを大量に抽出し、それぞれの検索ボリュームなども合わせてチェックすることができる“キーワード提案ツール”です。

ちなみにこの“ニール・パテル”という方は、数あるヒートマップツールの中でも有名な“Crazy Egg”の共同開発者でもあり、マーケティングの分野において多大な影響力を持つ方です。

そして、このツールで調べることのできるサジェストはSEOにおいて大きな意味を持ち、上位表示させるために必要なキーワード選定を行う時はもちろん、コンテンツを作る際の参考にもなるため、多くの方がサジェストを収集してユーザーの役立つコンテンツ調査に利用していることかと思います。

“Ubersuggest”は、そんな重要なサジェストを検索ボリュームから難易度など、より詳しく調査することができるツールというわけです。

このサジェストについて詳しくは、こちらの「サジェストとは?表示される仕組みとサジェストキーワードの活用方法について」もぜひご覧ください。

Ubersuggestの使い方

では、まずは“Ubersuggest”のページを開いてみます。
すると、以下のように非常にシンプルな入力フォームがファーストビューに表示されているかと思います。

使い方としては、ここにチェックしたい検索キーワードを入力、そして言語を選択して検索ボタンを押すだけです。

ちなみに、この“Ubersuggest”は以前は英語表記だったようですが、2018年12月以降は日本語表記にも対応しているようで、ますます使いやすくバージョンアップされているようです。

では、調査結果について各ポイントをご説明していきます。

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概要(overview)

まず調査結果には“概要”ページが表示され、ここではチェックしたキーワードに対して以下の情報が視覚的に見やすく表示されています。

  • 検索ボリューム
  • SEO難易度
  • 有料難易度
  • クリック単価(CPC)

そして、ニール・パテル氏の吹き出しにはキーワードの難しさとして、“競争の激しさ”とともに上位20位以内に入る可能性もパーセント表示されています。

ちなみにこの“Ubersuggest”では左側にメニューが表示されているように、現在この“概要”ページの他に、“キーワード候補”、“SERP分析”といった3ページで構成されています。
※“コンテンツ候補”については現在用意中なのか、クリックできない状態となっています。

また、その下には入力したキーワードに関する直近12ヶ月分の検索ボリュームの推移なども表示されているため、季節要因による需要の変化なんかも簡単にチェックすることができますね。

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キーワード難易度(SD/SEO DIFFICULTY)

さらに、その下に“キーワード候補”といった項目で、サジェスト一覧が表示されていて、中でも“SD”という項目があり、これがSEO難易度を意味します。

また、サジェスト・関連キーワードとの切り替えも可能、さらに多くのサジェストを確認したい場合は、“キーワード候補”ページへのリンクも設置されています。

そして、それぞれのサジェストキーワードには、1ヶ月間の検索ボリュームが実数で表示されています。

この数値は、もちろん多少の前後はあるかと思いますが、キーワードプランナーのような“1万~10万”といった振り幅の大きなあいまいな数値よりもかなり把握しやすいかと思われます。

しかもこのツール、動作が非常に軽く、ストレスフリーでサジェストキーワードを詳しく調査することができます。

このサジェストは、検索順位を押し上げたいページに内部リンクさせる“関連コンテンツ”を作る際に重要となるキーワードですので、ここに表示されているSEO難易度を参考に比較的簡単に上位を狙えるキーワードを見つけることがポイントとなります。

キーワード候補(keyword ideas)

続いて、先ほどのページから“キーワード候補を全て見る”をクリックして遷移する“キーワード候補”というページについてです。

ここでは、入力したキーワードを元にしたサジェストが左側に一覧表示され、アクティブとなっているキーワードに対する検索結果が右側に“流入見込み”や“ドメインスコア”と一緒にまとめられています。

ちなみにサジェストキーワードをクリックして選択すると、右側の検索結果も連動して切り替わり、それぞれ検索順位ごとの想定流入数を簡単にチェックすることもできます。こちらもまた動作が軽快で非常に便利です。

この実際に順位が付いた際の想定流入数をもとに、競合の強さ・上位表示の難しさを判断できるところもまた“Ubersuggest”の便利な機能のひとつと言えるでしょう。

先ほどもご説明したように、順位を上げたい記事の周辺コンテンツを固める際の参考にすると良いかと思われます。

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フィルタ機能

また、ここに表示されているサジェスト一覧には、フィルタ機能があり、以下のような細かい条件を指定してキーワードを調査することも可能です。

  • 検索ボリューム
  • 有料難易度
  • クリック単価(CPC)
  • SEO難易度
  • 含めるキーワード
  • 除外するキーワード

このフィルタ機能を使用するには、先ほどのサジェストが一覧表示されているテーブルの右上にある“フィルター”をONに切り替えると各フォームが表示されるので、そちらに入力後、“適応”をクリックしてキーワードを絞り込みます。

他にも、キーワード・VOL・CPC・PD・SDの項目の右側に表示されている矢印アイコンをクリックすることで、それぞれ降順・昇順でソートすることもできるようです。
これを参考に効果的なキーワード選定を行うひとつの判断基準にもなりますね。

そして、このサジェストキーワード一覧は“csv”でダウンロードすることもできるので、比較的大きなキーワードで上位表示に必要な関連記事をじっくりと考えたい場合などに活用すると良いでしょう。

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SERP分析(serp analysis)

続いて“SERP分析”ページについてです。
このページでは、入力したキーワードに対する検索順位(100位まで)とともに、以下のような指標がシンプルに表示されています。

  • 流入見込み
  • SNSシェア
  • ドメインスコア

この“流入見込み”とは、該当するページがGoogle検索から見込めるアクセス数のことで、当然この数字が多ければ順位も上位となるため、難易度も比例して高くなると思われます。

そのため、先ほどの“概要”ページを参考に、検索ボリュームが多く、さらにSD(難易度)が低めなキーワードが狙い目と言えるでしょう。

また、この“SERP分析”ページは、“キーワード候補”ページから特定のサジェストを選択し、右側に表示される検索結果から“SERP分析”に遷移することで、調べたいキーワードに対するおよその流入見込みなどを確認することも可能となっています。

つまり、サジェスト検索→各キーワードの検索ボリューム→実際の検索結果、といった確認作業を非常に軽快に行うことができるツールとなっています。

ドメイン スコア

上記のように、このページには“ドメイン スコア”といった項目があり、競合が上位表示されている理由のひとつにもなるため、この競合の順位を抜かしたい場合、SEO難易度と合わせてチェックしてみて、ご自身のサイトの現状を考慮して可能かどうか判断してみても良いかもしれません。

“Ubersuggest”では主にサジェストを確認し、検索ボリュームやSEO難易度をチェックし、上位表示可能なキーワードに関しては競合を見てみて、ご自身のコンテンツを作成するといった手順で利用すると良いかと思われます。
また、その他おすすめキーワードツールに関しては、こちらの「【キーワードツール】おすすめ&役立つ!目的別キーワードツール12選」もぜひご覧ください。

まとめ

今回は、サジェストキーワードの検索ボリュームやSEO難易度などを簡単にチェックすることができる“Ubersuggest”という無料ツールの使い方ついてご説明しました。

このキーワードを調査するツールは色々と公開されていますが、検索ボリュームを調べたい場合、“キーワードプランナー”や“aramakijake”といったツールもある中、ここまで機能的に便利なツールはなかなかないかと思われます。

そして、最近のSEOはキーワード調査が非常に重要視され、闇雲にキーワード選定を行ってコンテンツを量産しても右肩上がりにアクセスは伸びていきません。

検索意図を理解した上で重複を気を付けながら、しっかりとキーワード選定を行い、質の高いコンテンツで上位表示を目指しましょう。

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