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キーワード選定方法と選ぶコツについて

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キーワード選定

SEOのキーワード選定をどういった方法で行っていますか?

サイトやブログのアクセスを着実に伸ばしていくためには、検索される(需要のある)キーワードで上位表示させる記事を積み上げていくことが必要となるわけですが、このキーワードをしっかりと選定しなければ、場合によっては下記のような効率良くサイトのトラフィックを伸ばしていくことができない状態となってしまいます。

  • 競合が強過ぎて上位表示することができない
  • 上位表示できても誰も検索しない
  • サイト内で重複記事が存在してしまう

この場合、検索結果で上位表示させるためには、キーワードの強さの指標とも言えるキーワードごとの“検索ボリューム”もひとつの参考値となり、こういったポイントを押さえた上で、“キーワード選定”を行うことが非常に重要となります。

つまり、サイト・ブログのアクセスを伸ばしていくためのSEO対策はキーワード選定が何よりも重要な要素となるわけです。

ただし、検索数は少ないもののターゲット(ペルソナ)をしっかりと決めてCVキーワードで上位を狙うというのも大事な考え方で、決して検索ボリュームだけが重要というわけではありません。

では今回は、この“キーワード選定”について、詳しくご説明していきたいと思います。

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キーワード選定とは?

キーワード選定とは?

まずはじめに“キーワード選定”とは、公開するページ(コンテンツ)のテーマとなるもので、ユーザーが検索しているキーワードを選ぶ作業のことを意味します。

そして、基本的なキーワードの選び方として、競合が強い単ワードでの対策だと成功した場合の集客数といった効果は計り知れませんが、そもそも上位表示させることが非常に難しい可能性が高いということが挙げられます。

しかし、可能性が0というわけではなく、こういった強いキーワードの場合、複合キーワードといった複数のキーワードからなるページを対策しながら、徐々に検索ボリュームの多いキーワードでも上位表示できるようなサイト作りが大切となります。ここでポイントとなるのは“内部リンク”ですね。

1ページ1キーワードで深掘りしたコンテンツ群を複合キーワードで作り、単ワードで作り込んだ記事へリンクするといった手順で作成すると、そのジャンルで専門性や権威性も高まりますので、上位表示も期待できるというわけです。

そのためSEO対策を成功させ、サイト・ブログをアクセスアップしていくには、このキーワード選定を戦略的に考える必要があり、その後には以下の点を抑えて改善を繰り返すことが重要となります。(ただし、周辺キーワードでコンテンツを作成する際は他のページとの重複に注意が必要です。)

  • 検索キーワードに沿ったコンテンツを作り込む
  • 検索順位を日々チェックする
  • さらに周辺キーワードでもコンテンツを作る

この最初の段階であるキーワード選定を疎かにしてしまうと、その後の全てがうまく機能しなくなり、記事を量産してもなかなか順位が伸びず、書けば書くほどアクセスが減るといった現象に陥ってしまいます。(この場合、全てのページのターゲットキーワードの見直し、重複コンテンツを統合・削除などの必要があります。)

そうならないためにも、しっかりとキーワード選定を行い、正しいSEO対策によって強固なサイト管理を目指しましょう。もちろんそれに伴ったコンテンツの質も重要となってきますので、ライティングスキルやリライトの知識も大切です。

SEO対策について詳しくは、こちらの「【2023年最新】SEOとは?SEO対策の基本と具体的な施策方法を詳しく解説します」もぜひご覧ください。

キーワードプランナーなどのツールを利用する

では、次にキーワードの具体的な選定方法や探し方についてご説明していきたいと思います。
この場合、まず“Google広告”が提供する無料ツール“キーワードプランナー”を利用します。

複合キーワードも考慮すると、キーワードは無数に存在するため何を選んだら良いのかわからなくなりそうですが…上位表示させたいメインとなるキーワードは必ずあるはずなので、そのキーワードを中心に周辺キーワードを数多く挙げてコンテンツに活用するといった手順でキーワード選定を行っていきます。

決して難しい作業ではないので、ポイントを押さえて効率良くキーワード選定を行いましょう。

キーワード選定におすすめのキーワードツールをご紹介しています。

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新しいキーワードを見つける

さっそくGoogle広告が提供する「キーワードプランナー」を利用してキーワードを調査してみます。
※アカウント登録・ログインが必要となります。

このキーワードプランナーは、“Google広告”に出稿する際に使用するもので、キーワード調査によって適切なキーワードを選ぶためにGoogleが無料で提供しているツールのひとつですが、アカウントを登録することで誰でも利用することができます。(一部制限あり)

そして、ログイン後の下記画面で“新しいキーワードを見つける”へ進みます。

続いてサイトのテーマとなるキーワードなど、対策したいキーワードを入力して“開始する”ボタンをクリックして調べてみると、以下のように関連性の高い順にキーワード候補が並んでいるわけですが、デフォルトでは入力したキーワード以外の関連するキーワードも候補として表示されてしまいます。

しかし、キーワードプランナーには様々なフィルタ機能が用意されていて、特定のキーワードを含んだ候補に絞り込むこともできます。(適宜必要あれば利用してみましょう。)

この場合、下記のように“フィルタ”をクリックし、様々な項目が用意されている中から“キーワードのテキスト”を選び、任意のテキストを入力してキーワードを絞り込んでみます。

それによって、特定のキーワードが含まれる候補のみが表示された状態となっています。


※「seo」で調査した結果画面

ここで、以下の指標を元に上位表示できるかどうかを考慮してキーワード選定し、コンテンツを作り込みます。

  • 検索ボリューム
  • 競合性
  • 入札単価

この中で、例えば実際に検索してみて、競合がどういったコンテンツを作成して上位表示されているのか?といった検索結果の傾向から、同等・それ以上のコンテンツが作れると判断できればぜひ挑戦してみるべきでしょう。

競合の対策キーワードから選定する

ちなみに、もしどのキーワードを選んだら良いのかわからない…という場合でも、以下のように先ほどのキーワードを入力するフォームにURLを入れることで、競合が対策しているキーワードも調べることができます。(“https://”などは入力しないでドメイン名だけで検索)

これが意外と便利で、すでに集客できているサイトを参考にしてみることで需要のあるキーワードを効率良く探すことができるため、競合のURLを入力して検索してみるのもひとつの手です。

また、この結果ページに表示されている“入札単価”とは、その名の通り“Google広告”にて表示させるために必要な料金であって、ここの数字が高ければ高いほど競合も強く、上位表示が難しいことを意味しますので、現状のサイトやブログの状態を考慮した上で適宜キーワード選定していくと良いかと思われます。

このキーワードプランナーの使い方について詳しくは、こちらの「Googleキーワードプランナーの効果的な使い方【2021年版】」もぜひご覧ください。
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サジェスト・関連キーワードから洗い出す

次に、キーワードプランナー以外から関連キーワードを収集して調査する方法についてです。

もちろん、関連キーワードは上記のようにキーワードプランナーでも調べることができますが、goodkeywordやサジェストツールなどからもキーワードを収集することができます。
※この“goodkeyword”の使い方について詳しくは、こちらの「goodkeywordの使い方について」もぜひご覧ください。

キーワード一覧をキーワードプランナーで調査する

そして、収集したキーワード一覧を先ほどと同じく検索ボリュームや競合性などと照らし合わせてチェックしていくわけですが、この場合でも先ほどのキーワードプランナーを使うことで便利に調べることができます。

まず、下記のキーワードプランナ-のトップに表示されている“検索のボリュームと予測のデータを確認する”へ進みます。

すると、下記のページへ遷移するので、キーワード一覧を全て貼り付けて“開始する”をクリックすることによって、一括でそれぞれ調査することが可能となっています。
※1行ごと、もしくはカンマ区切りでペーストしてチェックします。もしくはテンプレートからcsvファイルをアップロードすることもできます。

各キーワードごとの検索ボリューム・競合性をチェック

上記のように、キーワードプランナーもしくはサジェストツールなどから抽出したキーワード一覧からチェックした後は、検索ボリュームや競合性を簡単に確認してキーワードを選定していきます。

なぜ、この検索ボリュームや競合性などを調べる必要があるのかというと、検索ボリュームはそのキーワードに対して競合が多いかどうかといった強弱や、検索結果に上位表示した場合の集客効果をある程度把握できるためでもあります。

そして、競合性は文字通りキーワードに対する広告プレースメントの競合状況を意味し、検索ランキングの参入障壁の難しさを示しています。

そのため、以下のことを意識して実際にコンテンツを作る際に優先順位を付けましょう。

  • 強いキーワード=上位化が難しい(検索ボリュームが多い・競合性「強」)
  • 弱いキーワード=上位化が簡単(検索ボリュームが少ない・競合性「低」)

また、キーワードプランナーに表示されている検索ボリュームの数は、実際に“Google広告”に出稿していないと“1万~10万”といった曖昧な数字として表示されてしまいますが、少額でも広告を出すことによって実数で確認することができます。

とは言え、その数字も正しいとは限らないので、あくまで参考値として見ることが大切です。
参考:「キーワードプランナーの“検索ボリューム”仕様変更について

もちろん強いキーワードだからといって諦める必要はなく、その分、競合のコンテンツをしっかりとチェックして、それを上回る質の高いコンテンツを制作することによって上位表示が見込めます。そのためには時間をかけて周辺キーワードでもしっかりと上位を狙ったコンテンツが必要となります。(流入キーワードをチェックして幾度となくリライトすることも大切です。)
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キーワードをカテゴリ分けする

続いて、キーワードを元に収集したキーワードをカテゴライズしていきます。
※新しいキーワード候補をチェックした場合、“キーワード候補をダウンロード”をクリックしてcsvファイルを保存しておくと良いでしょう。

そして、なぜこのキーワードをカテゴリ分けするのかというと…それぞれキーワードによって検索ユーザーが欲しいとする情報のニーズ(検索意図)が異なるためです。

つまり、ここで言うカテゴリ分けとは検索意図で分けるという意味で、チェックしたキーワードを用いてそれぞれ記事を制作してしまうと重複コンテンツとなる場合があるというわけです。(キーワードは違っても検索意図が同じものがあるという意味。)

これを回避するためにも、集めたキーワードを検索意図ごとに分け、答えとなる内容が同じなら、それらはひとつの記事としてまとめるべきということです。

こうして、キーワード選定を精査していくと重複することのないキーワード一覧が自ずと見えてくるはずです。場合によっては数百もの関連キーワード・サジェストが収集できるので、ひとつひとつ検索意図を調べるのはけっこう大変ですが、ここをしっかりと分けることが重要ですので、しっかりと見ていきましょう。

ここで、重要なのがキーワードが違っても答えとなるコンテンツが同じになる場合があるということです。(検索意図に関しては実際の検索結果を見比べてみて確認しましょう。)
これを利用して、あえて強い競合ではなく異なるキーワードから集客する方法もあります。詳しくはこちら「キーワードの“ずらし”を意識して効率良く集客する方法」もぜひご覧ください。

キーワード選定のポイント

このキーワード選定のポイントは、強いキーワードで上位を狙う場合、関連キーワードでもコンテンツを作り込み、内部リンクを構築することで上位を目指すという点です。

これは、最近のSEOの傾向としても強く、ひとつの記事で上位を狙うのではなく主軸となるページに付随するコンテンツ(複合キーワード)を別記事で作り、内部リンクを構築することで上位表示が期待できるということです。

要は正しいカテゴリ構造が効果的とも言え、これを成功させるためには、何より戦略的なキーワード選定が重要となり、逆に言うと…強めのキーワードを対策するには、こういった関連キーワードでの記事が必要となるわけです。当然専門性も上がりますので、検索エンジンからも高く評価されることに期待できるでしょう。

そのため、トップページでは比較的大きめなキーワードで対策し、そのページを押し上げるような形で関連コンテンツを作っていくつもりで“ロングテールSEO”を続けていくことによって、後の右肩上がりのアクセスに成功することになります。

もしくは、CVさせるページをSEOで集客するのではなくLP(ランディングページ)としてサイトに設置し、アクセスを取れる記事からうまく内部導線を配置するといった手も考えられます。その場合だとSEOを完全無視してセールスライティングのみを考慮することができるといったメリットもあります。

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需要のある上位表示可能なキーワードを探す

また、雑記ブログなどの様々なキーワードで記事を書く場合も、この検索ボリュームは非常に重要で、せっかく上位表示できたとしてもアクセスが0のままだとアクセスは伸びることもありません。(ただ、コンテンツ強化のための記事の場合なら効果的とも言えます。)

さらに、検索順位はキーワードによって上がるまでの時間が異なります。
比較的ボリュームの小さいキーワードでは、サーチコンソールの“Fetch as Google”や“URL検査”を利用することですぐに順位が付くこともありますが、大きめのキーワードの場合、数週間、場合によっては1ヶ月単位で順位の様子を見ましょう。

そのため、日々の順位計測は非常に重要で、ある程度様子を見ても順位が改善されない場合は、リライトや、さらに関連するキーワードでコンテンツを作り、上位表示させたいページを補強するつもりでサイトを徐々に強くしていきます。質の低いページを量産しても意味がないことがおわかりいただけるかと思います。

このように、キーワード選定はある程度検索されている・上位表示可能なキーワードを探すことがひとつのポイントとなります。

また、こういったキーワードを見つけるツールの中には“キーワードファインダー”といった下記のような機能を兼ね備えたSEO対策において強力なキーワードツールもあるので、比較的規模が大きなサイトなど、ビジネスとして大きくアクセスを伸ばしたい場合に利用してみても良いかもしれません。

  • 関連キーワードを自動取得
  • 検索順位を完全自動チェック
  • 自社・競合を元におすすめキーワードを自動取得

もちろん、今回ご説明したSEOに重要なキーワードも日々自動で取得していくため、次にどういったキーワードでコンテンツを作成したらいいのか…迷うこともなく、キーワード選定に失敗することもありません。(検索数・難易度などから“おすすめキーワード”がわかります!)

CVキーワードについて

ちなみにこのキーワード選定によるロングテールSEOは、集客目的だけでなく周辺キーワードを対策することによって、申込みや商品購入といったサイト・ブログの最終目的にも繋がります。

つまり、キーワードの特性として大きく以下のふたつに分けることができます。

  • アクセスを増やすためのキーワード
  • コンバージョンさせるためのキーワード

例えば、検索ボリュームの大きなキーワードでは確かに多くの集客が見込めますが、この“CV”に着目して言うと、検索ボリュームの小さい複合キーワードの方が購買意欲の高いユーザーとなる可能性も十分考えられ、ビッグキーワードを押し上げることと同時に、ピンポイントで悩みに該当するキーワードを対策することにも繋がるわけです。

そのため、単純に検索ボリュームが小さいからといって対策しないのも機会損失にもなり得ますので、CVキーワードとなりそうなキーワードも日々チェックしておくことが重要です。

このように全く想像していなかったキーワードからCVすることもあり、そういったキーワードを見つけるためには、どこから売れたのか?どのキーワードでランディングして売れたのか?といった調査も必要となります。

商品やサービスに対するユーザーの状態は潜在層から顕在層など当然様々です。そのため、重複することなくロングテールを拾っていくことがサイト全体のアクセスの成長だけでなく、閲覧ユーザーを次のステップへ導き、その結果CVにも良い影響を及ぼすものと思われます。
つまりキーワード選定だけはコンテンツを作る際に避けて通れない作業となるので、じっくりと行いましょう。闇雲に記事を量産しても良い結果にはなりません。

まとめ

今回は、サイト・ブログのコンテンツを作るために絶対に必要となる“キーワードの選定方法”についてご説明しました。

以上のように、最近のSEOは闇雲にコンテンツを量産しても思うように順位も付かず、アクセスも伸びていきません。

そのため、キーワード選定を元に正しくカテゴライズした上でコンテンツを作り、さらに関連するコンテンツを内部リンクで繋ぎ、戦略的に専門性の高いサイトを作ることが上位表示にも繋がります。

ぜひ、サイト・コンテンツを作る前にキーワード選定をしっかりと行い、ユーザーの検索クエリに最適な“答え”となる情報コンテンツを作り込みましょう。

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